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座骨神経痛について

●座骨神経痛とは

座骨神経とは、脊髄髄節から伸びている末梢神経の一つにあたります。 この部分の末梢神経は体内の末梢神経の中で最も長く・太いものです。 そしてその最も太い末梢神経の中でも特に皮膚にとても近い位置を走っている のが座骨神経です。座骨神経には運動・知覚・自律神経の神経線維を含んでおり、 腰仙骨神経叢から梨状筋の前→下殿神経・大座骨孔 →骨盤外 へ出て大腿後面 →大腿屈筋群・大内伝転筋へと枝分かれして膝の裏を 通り踵へと伸びていき、 その長さは約1mにも及ぶ末梢神経です。 そして座骨神経痛とはこの神経の通り 道沿いに発生する神経痛なのです。

●座骨神経痛は高齢層だけ?

座骨神経痛とは、年齢を重ねた60代の方などに多いと考えられていますが 一概にそうとは言えません。正確な言い方をすれば「そういう時代では なくなってきた」といえます。運動不足やカルシウム不足などの原因から 20代や30代の方も増えてきているのです。
* パソコンを使ったデスクワークの人
* 受験勉強など、机に向かう時間が長い人
* 運動を定期的にする機会がない人
* ぎっくり腰などを既に経験している人
* 骨盤・股関節が丈夫ではない人(腰を痛めやすい人)
などの自覚がある方はやはり座骨神経痛になりやすいといえます。 また座骨神経痛だけではなく慢性的な腰痛,椎間板ヘルニア などが発症する可能性が比較的高いです。 10代,20代の方も適度な運動と姿勢の矯正を意識 して毎日を過ごしましょう。座骨神経痛,引いては座骨神経痛をもたらす 椎間板ヘルニアなどは若年層にも 容赦なく襲い掛かってきます。

●座骨神経痛は早期発見を心がけましょう

ぎっくり腰・ヘルニアより厄介だとよくいわれる理由は下記の 三つの特徴的な痛みにあります。
* 『主に鈍痛である』
* 『痺れ・痛みがある一定の動作によるものである』
* 『常時、不快感がある』
座骨神経痛に限らず、椎間板ヘルニア、リウマチ、四十肩などは 「早期発見・早期治療」 が一番効果的です。ですが、現状は 「自分がそんなのになるはずがない」「まだ早すぎる」 といったような 「認めたくない」という気持ちが診療を遅らせる大きな原因となっているようです。 何より大切なのは「事実を知る事」です。仮にそうであれば今後共存の道を探し、 そうでなければ安心です。とにかく、少しでも自分の中で「ひょっとして・・」 といった疑問が生まれた場合はまずは素人判断を避けてまずは診察を受けてください。